メンテナンス

 もうワールドカップが終わってかなり経ちます。
テレビを見て余計に、
サッカー選手を目指す子どもが増えたのではないでしょうか。
サッカーも最近ではかなり低い年齢から、
専門的な指導を受けています。

 サッカー選手を真剣に目指しているお子さんにとって、
小学生の時は少年サッカーチームに入り、
中学生でJリーグのジュニアユースやクラブチーム。
その後、
ユースチームや有名強豪校に進学というのが、
一つの近道となっています。

 今回活躍した本田選手などは、
ガンバ大阪のジュニアユースからはユースに進めず、
高校サッカーの強豪校へ行きましたが、
ジュニアからユースというのは、
一つの王道ではあります。

 ところがこのジュニアユースが結構くせ者で、
一応はトレーナーから指導者まで付いて、
専門的なトレーニングやメンテナンスなどが行われるはずですが、
実際にはそうでもありません。

 ジュニアの中学生は、
成長期の真っ直中ですから、
無理をすれば成長に影響を来したり、
不完全な身体を酷使することで、
簡単に故障を起こします。

 ところがジュニアからユースに入るのは、
彼らにとって狭き門のため、
どうしても無理をしがちです。
後々自分のチームの戦力になるはずの金の卵ですから、
大事に育成してくれれば良いのですが、
どちらかと言えば、
ジュニアは強いものだけを残すために、
ふるいに掛ける場所だと思っているようです。

 以前からたまに来るジュニアユースの子どもは、
全身のバランスがかなり悪くなり、
筋肉も関節も悲鳴を上げています。
しかもトレーナーは治療も出来ない素人同然。
確かにこの状態で生き残れる人間は、
かなりタフな身体は持っているでしょうが、
才能ある若い子達が潰れていくのは悲しいことです。

 以前、
某格闘技団体の新人達の身体を診ているときも、
同じようなことがありました。
一定レベル以上のスポーツ選手は、
どうしても身体を酷使する必要があるとは思いますが、
成長段階や基礎段階で身体を壊しては意味がありません。
もう少し指導者や上層部は考えなくてはいけませんね。

自由研究

 全く治療などとは関係が無い話ですが、
最近、たまに子どもと公園などを走る機会があり、
夜に少し離れた公園を走ったりしています。

 もう当たり前に子どもには付いていけず、
周回遅れで走ったり歩いたりしていますが、
今まで夜の公園なんて歩く機会がなかったのですが、
結構な数のセミの幼虫が歩いていますね。

 あの歩くには如何にも不利な形状で、
ゆっくりと道を歩いています。
冗談で「家に持って帰って観察でもすれば?」
と言っていたのですが、
昨日本当に拾って帰ってきました。

 数十年ぶりにセミの羽化を見ました。
命がけで羽化する姿は綺麗ですね。
ただ羽化してしまえば、
本当にうるさいだけですが....。

 虫かごに綺麗な羽化したばかりのセミと、
下に転がる抜け殻は何とも言えない光景でした。
これで自由研究のとっかかりは出来たようです。

子宮頸がん予防ワクチン

 最近話題のワクチンですが、
これについて少し書いていきます。

 そもそも私自身は、
無駄な予防ワクチン接種には大反対で、
ごく最低限のワクチン接種しか子どもにもさせていません。
当然インフルエンザなどの怪しいモノはさせません。

 今回の子宮頸がん予防ワクチンに関しても、
まだ情報収集の途中ですが、
幾つか分かってきたことを書きます。

 今回認可されているワクチンは、
グラクソ・スミスクライン社のサーバリックスです。
このワクチンよりも先に発売された、
メルク社のガージダルでは、
副作用による死者が数十人出ています。

 サーバリックスに関しては、
去る5月13日に栃木県大田原市で初の集団摂取が行われました。
大田原市では、
100%公費負担で行われるようですが、
公費負担で集団摂取を行うからには、
もう少し慎重にすべきではないかと思います。

 サーバリックスを受ける際の注意です

1.現段階でウイルスの感染がないことが条件(性交体験がないこと)
2.16型及び18型以外のHPVには効果がないこと
3.既に起こっている病変には効果がないこと
4.ワクチン接種は定期検診の代わりにはならないこと
5.予防期間は確立していないこと

 予防期間に関しては、
4〜6年となっていますが、
サイトにより最低6年と書いていることもありますが、
添え付け説明書には最長6.4年となっていますが、
期間は分からないと書かれています。

 日本では、
このワクチンで防ぐことが出来る16型と18型よりも、
52型と58型が高危険型であるとのことです。
18型は自然治癒することが多いため、
16型・18型が多い欧米と違い、
効果は得られにくいのではないでしょうか。

 またグラクソ・スミスクライン社の日本での臨床試験では、

全症例612例のうち、

9%に疼痛
88.2%に発赤
78.8%に腫脹
57.7%に疲労
45.3%に筋痛
37.9%に頭痛
24.7%に吐き気、嘔吐、下痢などの胃腸症状
20.3%に関節痛
5.7%に発疹
5.6%に発熱
2.6%に蕁麻疹

海外では報告されている、
死亡例はありませんでした。

 このグラクソ・スミスクライン社は、
インフルエンザワクチンの時も登場し、
日本で大いに稼いだ会社の一つでした。

 結局このワクチンは使われないまま、
購入費用1,126億円のうち、
解約できたのは257億円のみ。
この交渉をしている時に、
正に第2弾のこの子宮頸癌予防ワクチンの交渉も行っていました。

 さて多くは言いませんが、
この会社のワクチン。
皆さんの大事な子どもさんに受けさせますか?
私には2人の娘がいますが、
今の段階ではかなり危険と判断して受けません。
勿論、
まだ年齢的に10〜14才の推奨時期に達してはいませんが、
今後数年での報告を待つことになるでしょう。

胎盤とカニバリズム

 皆さんはカニバリズムというのを聞いたことがありますか?

 カニバリズムとは、
人間が人間の肉を食べることです。
昔の食人族のようなものです。

 このカニバリズムは、
少し前に狂牛病騒動が持ち上がったときに、
ニューギニアのクールー病としても話題に挙がりました。

 一般的には気持ちの悪い話ですが、
現代でもこのカニバリズムに近い話は結構身近にあります。
それが出産時に後産として排出される「胎盤」です。

 胎盤は胞衣とも呼ばれ、
文字通り胎児を包んでいたのですが、
最近はプラセンタエキスをここから取り出したり、
胎盤そのものを食べさせる行為も行われているようです。

 胎盤を見たことある人は少ないでしょうが、
決して食欲の湧くモノではありません。
ところにより、
これを生姜醤油やごま油で食すらしいのですが、
ちょっと理解できません。

 先日の変な思想のある助産師ではありませんが、
こうしたものに必要以上に意味づけをする人が、
自然信仰や反科学になっていくんでしょうか?
既にオカルトの域に達しているように感じますが。

 胎盤を喰らうなら、
胎盤の元になった様々な食事を摂ればいいし、
プラセンタ治療を行った人が献血を行えないのは、
狂牛病と同じ扱いだということすら知らないんだろうな。
アメリカ牛肉を怖がるなら、
こうしたオカルト信仰をやめればいいのにと思うんですが。

ビタミンK

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 つい先日、
怪しい治療院について書きましたが、
今回は助産院の話です。

 本来新生児は、
産後に産婦人科や助産院で、
出産直後から3回程度ビタミンKの投与を受けます。

 ビタミンKは血液凝固作用があり、
新生児の出血予防のために、
厚労省が投与を指針として促しています。

 特に母乳育児の場合には、
ビタミンKが欠乏しがちのため、
経口投与が当たり前になっています。

 ただ、
うちの家内に聞いても、
「ただ病院のサービスかと思ってた。」
というくらいですから、
当たり前のように新生児を連れて行って、
「じゃあビタミンKを飲ませてきますねー。」
という軽い感じだったそうです。

 だから余程調べていなければ、
投与されなくても気付かないかもしれません。

 今回のケースでは、
どうもホメオパシーという民間療法の団体指導のもと、
自然療法ということでビタミンKを与えず、
しかも母乳だけで育てようとしていたようで、
この新生児は硬膜下血腫で死亡しました。

 出産時は、
新生児は幾多の困難をくぐり抜けて産まれてきますので、
特に頭部の内出血などは少なくありません。
これでビタミンKを十分に投与していれば、
この子の命は救えたかもしれないと思うと、
この団体、助産師の責任は重いものです。

 そもそも自然療法などを抱える団体は、
自然至上主義とでもいうべきか、
「自然は善」「人工は悪」と最初から決め付けがちです。

 ビタミンとは何なのか?
栄養とは?
生きていくために必要な物質は?
そんなことも知らないくせに、
やたらと自然を持ち上げるのです。

 今回の事件をきっかけに、
この怪しい自然療法団体がしっかりと反省し、
勉強し直すことが必要です。
この団体には鍼灸師も多く入っているようですので、
自然派かぶれの鍼灸師達は、
もっと広い視野で治療を再構築して頂きたいと思います。

 妊産婦さん達も、
まずは無事産むためにはどうすいれば良いのか、
産前から産後の生活や分娩についても、
しっかり勉強し直して下さい。
お母さん達の不自然な自然派志向が、
子どもさん達の命を脅かしますよ。

怪しい整体やら雑談やら

 先日来院された新患の方が、
梅田にある某整体治療院の話をしていました。

 名前を出すと直ぐに分かってしまうほど、
かなりメジャーな系列店のようですが、
治療内容や治療概念、商品等がつっこみ所満載でした。

 まぁそもそも治療にえせ科学を臭わせたり、
宗教染みた論理が出てくる段階で治療としては3流以下。
そこに身に付けるだけで有り難い的な、
高価な関連商品があれば間違いなく詐欺ですね。

 そんなものはこの世にありません。

 こうした整体などは、
一部の自称健康マニアが見付けてきて、
善意で周囲の人に紹介しまくり、
知らぬ間に被害者を増やしていくのですが、
「今回の患者さんは宗教のようで怪しかった。」
とのことでしたので安心しました。

 こうした怪しい治療所。
特に無資格の整体や気功などの、
法的に縛られていない治療所は要注意です。
こうした治療所には幾つかの共通点があります。

1.目に見えないものがキーワード
  気やオーラ、波動などの言葉自体は知っているが、
  よく分からないものが持ち上げられます。

2.西洋医学的なお話は置いておく
  西洋医学の知識は基本的にありません。
  聞いたこともない常識が盛りだくさんです。

3.関連グッズも豊富です
  疲れを取る枕やマットレス、ペンダント、数珠など、
  少年マガジンの裏表紙に出てきそうなグッズが売ってます。
  また買おうと思えば返そうな値段帯です。

4.書籍も盛りだくさん
  自称創始者が本を出していたりします。
  聞いたこともない出版社だけでなく、
  健康関連出版社もあります。
  出版社は内容を一々吟味しません。

5.治療の成り立ちを見ていると新興宗教と似ています
  大抵はある日ふと世界の成り立ちや身体・世界の法則に気付きます。
  でも科学的なお話は全くなく、
  証明する術もないものばかりです。

 まぁ適当に書いてみましたが、
大体合っているでしょう。
気功は東洋医学の一部でもありますので、
完全否定はしませんが、
実際に物理的な刺激や体内への影響力を考えると、
鍼灸の方が影響は大きいでしょう。
そういう意味では、
当然のことながら鍼灸よりも漢方薬の方が、
身体への影響は大きいはずです。

 私が鍼灸をやるからといって、
鍼灸が絶対的なものだとは思いません。
当然西洋医学的な薬剤や、
外科手術などもかなり肯定的に考えています。

 但しそのためには、
西洋医学についてよく知らなければいけません。
私自身、
患者さんの治療を考えるときには、
必要な情報を出来る限り集めて、
必要ならば医師への診察や治療を積極的に勧めます。

 当たり前のことですが、
物質的な変化が起こるような病気に関しては、
体内エネルギーがどうとか、
波動がどうとか、
自然治癒力がどうとかだけでは足りません。

 自然治癒力なども誤解されますが、
自然治癒力を働かせるための外科治療や、
自然治癒力が働ける環境作りのための投薬などは、
放置して自然任せの治療よりも優先されるべきです。

 自然と言う言葉には皆さん騙されますが、
そもそも現代人の生きている姿がどれほど自然なのでしょう?
80才まで生きる日本人は自然なんですかね?
縄文時代の人間は、
平均寿命が14才ほどだったんですよ。

眼の鍼

 現在、
低眼圧緑内障で同時期に来院された方が2名いらっしゃいます。
3ヶ月程度治療を行った時点で、
かなり成果が出ていましたが、
継続して治療を行っているせいか、
その後の眼圧もかなり安定していますし、
体調も良さそうです。

 先日は、
受付に話を聞きたいと、
飛蚊症の方がいらっしゃいました。
「眼科では治療のしようがないと言われたが、
鍼灸では効果が挙がるのか?」
とのことでした。

 まぁ眼科での「治療のしようがない」ということと、
良くならないということとは別物で、
「恐らくは眼科ではやることがない。」
ということをいっているのでしょう。

 眼科ではやることはないが、
今後良くならない訳ではないのです。
身体や環境の諸条件が変われば、
症状が良くなる人は結構な数いるはずです。

 その条件を整える方法の一つが、
鍼灸治療であるということです。
眼に十分な血液(栄養)を送り、
適切に脳で処理できるように脳の疲れを取り、
体調を整えることで眼の機能を改善します。

 私などのように眼に問題のない人間でも、
単純に目の周囲に鍼をしても、
視力が挙がります。
今後臨床例が増えれば、
もっと驚くような結果が出るかもしれません。

ホタル

 少し前の話ですが、
先週の土曜日に梅田のスカイビルに行って参りました。

 スカイビルの下には人工の川と森があるのですが、
毎年この時期にホタルの放流をしています。
毎年行こうと思いながら、
知らぬ間に時期を逃していたのですが、
今回は気合いを入れて見て参りました。

 自分自身もホタルは小学生以来ですし、
子どもに至っては生まれて初めてということもあり、
薄暗い中光るホタルを楽しみました。

 久し振りに見るホタルは、
思っていた以上にかなり明るく、
優雅に飛び回っていました。

 人の多さに少々戸惑いましたが、
それでも手にとって眺めることも出来ましたし、
気合いを入れて見に来た甲斐がありました。

 帰る頃には庭園の入り口で入場制限をしており、
かなり長蛇の列が出来ていましたので、
人が多いと思っていたのは序の口だったようです。
行ってみようと思う方は、
心持ち早めの時間帯が良いでしょう。
人工庭園は草木が生い茂っていますので、
案外早い時間から薄暗く、
日が落ちる前からホタルも光り始めるようです。
狙い目は6時半前後でしょうか?

トップ絵

 HPのトップの画像が替わりました。
(スタッフ紹介もです)
現在の治療所の様子が分かる絵になっています。

 私と家内、
神谷先生とたまに来る長女と次女です。
絵を見ると、
男の子のようですが、
女の子です。

 この絵はひより堂の患者さんが描いてくれたのですが、
人(自分以外)の絵に関しては「うわぁ似てる!!」
と言うくせに、
自分のものは「自分ってこんな感じかー?」
なんて言っています。

 当然、
みんなを知る患者さんに見せると、
「全員似てる!」
と言われます。

 絵を描いてくれた方は、
プロのイラストレーターですから、
似てて然りなんですが、
それでも唸ってしまう出来です。

 ARITAさんに感謝です。

今日から

 今日から、
柔道整復師の神谷先生が勤務しています。

 まだ若い女性ですが、
これから柔整部門を背負って立つべく、
激しい特訓をしています。

 物腰も柔らかく、
多くの患者さんに喜んで頂けるのではないかと思います。
朝から勤務ですので、
治療所の雰囲気も変わりますね。

 気軽に声を掛けてあげて下さい。

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